MOON DANCER
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厚見 麗(ボーカル・キーボード)/沢村 拓(ボーカル・ギター)/佐藤芳樹(ドラムス)/下田展久(ボーカル・ベース)
COMMENT:
去年に続いて今年もこの恒例のフェスティバルに出演できてメンバー一同大変喜んでおります。去年はまだレコードデビューする前であのような大きな会場で、大勢の人達を前に演奏するのは初めてだったのでなかなか貴重な体験になりました。
今年は、この一年間の成果を全力でぶつけてみたいと思っているので、どうぞよろしく。
最後に、内田裕也氏、白川之美女史はじめスタッフのみなさん、どうもありがとう。
PROFILE:
今年の3月アルファ・レコードから『ムーンダンサー』としてシングル「アラベスク」でレコード・デビューを果たした。デビュー当初から、アルファ・レコードが初めて手がけるロック・グループであること、そしてマネージメントを芸映が手がけることなどで、日本の音楽業界の新しい動きとして注目と話題を集めたが、その音楽性についても、高度な演奏テクニックと独自な感性、圧倒的なパワーと繊細な情感が織りなす、華麗なサウンドは、従来の日本のグループが持ちえなかったものとして高い評価を得た。「世代を越えて愛されるバンドにしたい」と語る厚見麗の9台のキーボードを駆使しての熱いヴォーカルと、スリリングな中にも繊細さを秘めたギターと、ガラス細工のようなヴォーカルを聴かせる沢村拓。グループの3人目のヴォーカリストでもあるベースの下田展久はソ?リーナも弾き、ジミー竹内の直弟子でもあるドラムスの佐藤芳樹はムーンダンサーのサウンドの軸となっている強靱なビートを叩き出す。そして、この1年はムーンダンサーにとって、4月20日の赤坂・砂防会館におけるファースト・ワンマン・コンサートから始まったライブ活動と多くの時間が費やされたスタジオ・リハーサルを通して、自らをタフにエネルギッシュに鍛え上げる期間であった。昨年はデビューを3ヶ月後に控えて、例外的にこの国際劇場のステージに登場したが、今年は文字通り“'80年代の存在証明”をしなければならないだろう。
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